女性向け治験モニター募集が少ない理由

2018年11月21日

募集サイトを見ていると男性募集に比べて、女性の募集が少ないと感じたことはありませんか?

男性と変わらないくらい女性の参加希望する方が多いのに募集案件が少ないって不思議ですよね?

理由として、女性には月経があり、ホルモンバランスが崩れやすく、薬剤のデータの収集が難しい事が原因です。

治験によっては男女両方とも募集している求人もありますが、女性は選択基準がかなり厳しい事をまずは理解しておきましょう。

そこで、少ない募集枠でも参加するためにはどうしたら良いのか、今回はそちらを解説していこうと思います。

花粉症やニキビの治験には参加しやすい

通院タイプの治験である、花粉症ニキビ中性脂肪の治験については、女性が対象の求人も幾つかあります。

また、ニキビ治療の治験についても、成人女性を募集している場合も多く、月に1~3回程度の通院で負荷も少ない為におススメです。

ニキビに困っている人は、最新の治療薬を試しながら協力費がもらえるので、是非チェックしてみましょう。

妊娠中は参加は不可

妊娠中は安全面への配慮から、治験に参加する事は出来ません。

また、治験中は必ず避妊が必要となります。

治験の種類によっては、服薬前に妊娠検査を行う場合もあります。

通院型の治験の場合は、月に何度か医療機関に通う以外は通常の生活を送る事になる為、女性の方は十分に注意しましょう。

疾患関連の治験には女性募集も多い

健常者向けの治験のみではなく、不眠症喘息の疾患を持っている方向けの治験もあります。

そのような治験の場合、女性の参加を許可している場合が多い傾向があります。

もし、高血圧高コレステロールで悩んでいる方は、最新の治療薬を使い治療を行いながら、謝礼を貰えるチャンスなので、是非検討してみましょう。

反対に健康な方を対象とする試験ですと、女性を対象とする試験の枠は少なってしまうのが現状です。

特に若い女性の方ですと、参加いただける試験に限りが出てきてしまう場合もございます。

女性特有の疾患で子宮内膜症や、更年期障害の方を対象とするホルモンを調整するお薬の試験が行われることもありますが、いずれも若年層の方ですと対象から漏れてしまうことがほとんどでしょう。

化粧品などのモニターもオススメ

どうしても試験に参加されたい方は、化粧品などのモニターに参加いただくのもオススメです。

お肌のシワを改善するための化粧品モニターや、健康食品をお試しいただくモニター、または骨密度を測定するモニターなど種類は様々です。

特に化粧品のモニターは発売前の商品を協力費をもらいながらお試しいただけるので、機会があれば是非参加されてはいかがでしょう。

モニターの場合ですとまとまった額の謝礼金を受け取るのは少し難しいかもしれませんが、モニター特有のメリットもございます。

通常の治験と治験と違い投薬を受けなければ「休薬期間」を設ける必要がないので、新しい試験にどんどん参加いただくことができます。

治験で投薬を受けるとその後3~4か月間は「休薬期間」を設けねばならず、ひとつの試験が終わったらすぐに次の試験に参加いただくことは原則できません。

しかし投薬をともなわないモニターであれば、そのような心配もなくお好きな案件にどんどん応募いただくことが可能です。

※モニターによっては休薬期間を設ける必要のある試験もございますので、必ず参加いただいた試験の詳細は確認いただく必要がございます。

まとめ

治験ジャパンでは、女性向け案件を随時募集しておりますので参加をご希望される女性の方はメール配信などをこまめにチェックしてみてください。

また、首都圏を化粧品などのモニターについても随時案件を公開しておりますので、こちらも併せて確認いただければと思います。