不眠で病院に行くタイミングは?「行くべき目安」と「何科がベストか」を解説

2025年11月25日

「最近よく眠れないけれど、この程度で病院に行っていいのか分からない」

「不眠は何科に行けばいいの?」

「精神科や心療内科に行くのは、なんとなく抵抗がある…」

このような悩みで、受診をためらう方は少なくありません。

不眠は非常に多くの人が経験する悩みですが、どこからが「専門家に相談すべきライン」なのか、判断に迷うことが多い問題です。

この記事では、日本睡眠学会専門医/評議員である加藤 隆郎医師の監修のもと、不眠で病院に行くべきか迷っている方のために、以下の点を徹底的に解説します。

  • 病院に行くべきかの「受診目安」が分かるセルフチェックリスト
  • 【緊急】今すぐ受診すべき「赤信号」サイン
  • 症状別に行くべき「診療科」が分かるフローチャート
  • 受診後の流れや「薬への不安」の解消法

先に結論をお伝えします。

不眠の受診に「この症状でなければダメ」という厳密なルールはありません。専門家の多くは「日常生活に支障がある場合」を受診の目安としています。

あなたが「寝つきが悪くて辛い」「何度も目が覚めてしまい、その後再入眠に時間がかかり辛い」「いつもより朝早く目が覚めてしまい辛い」という症状に加えて、「「日中の活動に影響が出ている」と感じているなら、それは我慢せず専門家に相談して良いという明確なサインです。

この記事を読んで、あなたの迷いを解消し、適切な第一歩を踏み出しましょう。

【セルフチェック】不眠で病院に行くべき「5つの目安」

まずは、ご自身の状態が受診を検討すべき目安に当てはまるか、セルフチェックしてみましょう(参考:厚生労働省 1)。

1.不眠の「期間」:1ヶ月以上続いているか

一時的なストレスや環境の変化で数日眠れないことは誰にでもありますが、その不眠が「1ヶ月以上」続いている場合は、不眠が慢性化しているサインかもしれません。 

2. 不眠の「頻度」:週3回以上か

たまに眠れない日がある程度ではなく、「週に3回以上」の頻度で不眠の症状が現れる場合も、受診を検討する目安となります。

一方、国際的な診断基準(ICSD-3)では、「週3回以上・3か月以上続く不眠」を「慢性不眠症」と定義しています(参考:国立精神・医療研究センター 2)。

1か月以上続く不眠は、早めに専門家へ相談を検討すべきサインといえます。

3. 「日中の支障」:仕事や家事に影響が出ているか

夜眠れないこと自体よりも、その結果として日中の活動にどれだけ影響が出ているかが非常に重要です。

  • 日中に強い眠気がある
  • 集中力や注意力が落ちて、仕事や家事でミスが増えた
  • 意欲がわかない、気分が落ち込む
  • 体がだるい、疲れが取れない
  • ささいなことでイライラしてしまう

これらの「日中の支障」を強く感じている場合、睡眠が質・量ともに足りていない可能性が高いです。

4. 「市販薬・セルフケア」の限界:改善しない、飲まないと眠れない

市販の睡眠改善薬を試したり、生活習慣を見直したりしても不眠が改善しない場合、セルフケアの限界を超えている可能性があります。

また、「市販薬やアルコール(寝酒)に頼らないと眠れない」という状態は、根本的な解決になっておらず、かえって睡眠の質を悪化させるリスクもあるため、専門家への相談が推奨されます。

5. 不眠タイプ:4つの症状

不眠症には、主に4つのタイプがあります(日本睡眠学会 3)。 

どのタイプに当てはまるか確認してみましょう。

  • 入眠障害(寝付けない)
    • 布団に入ってから寝付くまでに30分~1時間以上かかる。
  • 中途覚醒(夜中に起きる)
    • 寝ている途中で何度も目が覚めてしまい、その後なかなか寝付けない。
  • 早朝覚醒(朝早く目覚める)
    • 自分が起きようと思う時間より2時間以上早く目が覚めてしまい、二度寝できない。
  • 熟眠障害(ぐっすり眠れない)
    • 睡眠時間は足りているはずなのに、ぐっすり眠れた感覚がなく、朝起きた時に疲れが残っている。

これらの目安のうち、一つでも当てはまり、ご自身が「辛い」と感じているなら、次のステップに進みましょう。

【緊急度チェック】今すぐ病院受診を検討すべき「赤信号」

上記の目安に加えて、以下のような「赤信号」が出ている場合は、不眠が他の深刻な病気のサインである可能性も考えられます。

できるだけ早く医療機関に相談してください。

1. 強い気分の落ち込み・希死念慮がある(うつ病の可能性)

  • 何をしても楽しくない、興味がわかない
  • 理由もなく気分がひどく落ち込んでいる
  • 「いなくなりたい」「消えてしまいたい」と考えてしまう(希死念慮)

不眠はうつ病の代表的な症状の一つです(参考:厚生労働省 4)。 

特に早朝覚醒はうつ病との関連が指摘されることもあります。

心のエネルギーが著しく低下している場合は、早急に心療内科や精神科に相談してください。

2. 激しいいびき・呼吸停止・日中の強烈な眠気(睡眠時無呼吸症候群の可能性)

  • 家族やパートナーから、寝ている間の「激しいいびき」や「呼吸が止まっている」ことを指摘された
  • 夜中に息苦しくて目が覚めることがある
  • 日中、耐え難いほどの強烈な眠気に襲われる

これらは「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」の典型的なサインです。

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3. 動悸・息苦しさ・胸痛など身体症状を伴う

不眠だけでなく、動悸、息苦しさ、胸の痛み、めまい、頭痛など、他の身体的な症状が強く出ている場合、自律神経失調症や、場合によっては心臓・呼吸器系の疾患が隠れている可能性もあります(参考:日本臨床内科医会 6)。

4. 日中の居眠りで事故や重大なミスを起こした

日中の眠気が原因で、車の運転中にヒヤリとしたり、実際に事故を起こしかけたりした場合、あるいは仕事で重大なミスにつながった場合は、極めて危険な状態です。

5. アルコールや市販薬への依存状態になっている

「お酒を飲まないと絶対に眠れない」「市販の睡眠改善薬の量がどんどん増えている」といった状態は、依存のリスクがあります。 

自力でコントロールするのが難しくなる前に、専門家のサポートを受けてください。

不眠症は「何科」に行くべき?症状別に紹介

「病院に行く決心はついたけれど、何科に行けばいいの?」これは、多くの方が迷う最大のポイントです。

不眠の原因によって、推奨される診療科は異なります。

【図解】行くべき診療科が一目でわかるフローチャート

ご自身の症状や原因に一番近いものを選んでみてください。

Q1. 不眠以外に、以下のような症状はありますか?

  • 激しいいびき・呼吸停止・日中の強烈な眠気
    • パターンB:睡眠外来(今後睡眠障害内科・睡眠障害精神科標榜予定)・耳鼻咽喉科

  • 強い気分の落ち込み・強い不安感・ストレス
    • パターンA:心療内科・精神科

  • 動悸・息苦しさ・めまい・頭痛など他の身体症状が強い
    • パターンC:内科・かかりつけ医

  • 特に思い当たる原因はないが、不眠が続いている
    • Q2へ

Q2. まずは気軽に相談したい、または精神科・心療内科に抵抗がありますか?

  • はいパターンC:内科・かかりつけ医
  • いいえパターンA:心療内科・精神科

パターンA:ストレス・気分の落ち込みが主因なら「心療内科・精神科」

仕事や人間関係の強いストレス、気分の落ち込み、不安感などが不眠の原因として思い当たる場合は、心やストレスの専門家である「心療内科」や「精神科」が適しています。

  • 心療内科: 主にストレスが原因で体に症状(不眠、腹痛、頭痛など)が出ている場合に適しています。
  • 精神科: 不眠に加えて、気分の落ち込みや不安、意欲低下など、心の症状が強い場合に適しています。

パターンB:いびき・呼吸停止が気になるなら「睡眠外来・耳鼻咽喉科」

「赤信号」でも触れた「睡眠時無呼吸症候群」が疑われる場合は、睡眠専門の「睡眠外来(睡眠センター)」や、いびきの原因となる鼻や喉を診る「耳鼻咽喉科」が専門です。

専門的な検査(ポリソムノグラフィ検査)が行える医療機関もあります。

パターンC:まずは相談・身体の不調も診てほしいなら「内科・かかりつけ医」

「何科に行けばいいか分からない」「精神科はハードルが高い」と感じる方は、まず「かかりつけの内科」に相談するのも良い方法です。

不眠の原因が他の身体的な病気(甲状腺機能亢進症など)にないかを調べてもらえます。

また、必要に応じて、適切な専門医を紹介してもらえる「窓口」としての役割も期待できます。

各診療科のメリット・デメリット比較表(内科/心療内科/睡眠外来)

診療科メリットデメリット・注意点
内科・かかりつけ医・受診のハードルが低い・身体的な病気がないか広く診てもらえる・専門医への紹介窓口になる・睡眠薬の処方は一時的な対症療法になる場合がある・睡眠の専門的な検査である終夜睡眠ポリグラフ(PSG)検査や反復睡眠潜時検査(MSLT)はできないことが多い
心療内科・精神科・不眠の背景にあるストレスや心の状態を専門的に診てもらえる・認知行動療法など薬以外の治療も受けられる・受診に心理的な抵抗を感じる人もいる・予約が取りにくい場合がある
睡眠外来・睡眠センター・睡眠時無呼吸症候群など、睡眠に関する専門的な検査・診断が可能・睡眠に関する深い知識に基づいた治療が受けられる・設置されている病院が限られる・睡眠検査に時間や費用がかかる場合がある

初めての不眠受診:当日の流れ・費用・治療法

受診を決めたものの、「病院で何をされるんだろう?」と不安に思うかもしれません。

ここでは、一般的な受診後の流れを解説します。

1. 予約~持っていくもの

心療内科・精神科や睡眠外来は、予約が必要な場合がほとんどです。

事前に電話やウェブサイトで確認しましょう。

受診の際は、以下の情報をメモしておくと、医師に症状を正確に伝えられます。

  • 睡眠日誌(推奨): 1〜2週間程度、寝た時間、起きた時間、寝付くまでの時間、夜中に目覚めた回数、日中の眠気などを記録したもの(インターネット上にある睡眠日誌やアプリでもok)。
  • 症状: いつから、どんな風に眠れないか。日中の支障はどうか。
  • 既往歴・服薬歴: 今かかっている病気や、飲んでいる薬(市販薬、サプリ含む)。
  • 生活状況: 最近の大きなストレスや生活の変化など。

2. 当日の流れ(問診・検査・診断)

  1. 問診: メモした内容に基づき、医師が詳しく症状や生活背景を聞き取ります。これが診断の最も重要な部分です。
  2. 検査: 必要に応じて、血液検査(他の身体疾患がないか調べるため)や、心理検査(受診時の不眠の状態・重症度やストレス度や気分の落ち込みをチェックするため)を行うことがあります。
  3. 診断: 問診や検査結果から、不眠の原因を探り、診断(または診断のための更なる検査の提案)が行われます。

3. 治療法は薬だけ?(睡眠衛生指導・認知行動療法CBT-I)

不眠治療は薬物療法だけではありません。

原因や状態に合わせて、以下のような治療法が組み合わされます(参考:日本睡眠学会 7)。

  • 睡眠衛生指導: 睡眠の質を高めるための生活習慣のアドバイス(光の浴び方、食事、運動、入浴など)。
  • 認知行動療法(CBT-I): 不眠に対する誤った考え方や習慣を修正していく心理
  • 療法。欧米では薬物療法よりも先に推奨されることが多い、効果的な治療法です。
  • 薬物療法: 症状が強い場合や、生活習慣の改善だけでは効果が出ない場合に、睡眠薬や抗不安薬などが処方されます。

4. 費用の目安(保険適用)と支援制度(傷病手当金など)

不眠症の治療は、基本的に健康保険が適用されます。

  • 初診料+検査料: 保険適用3割負担で、数千円程度が目安です(検査内容によります)。
  • 再診料+処方箋料: 1,500円~3,000円程度が目安です。

また、不眠の原因がうつ病など精神疾患と診断され、仕事を長期間休む必要がある場合は、「傷病手当金」などの公的支援制度を利用できる場合があります。 

詳細は医師や職場の担当者にご相談ください。

まだ様子見でよいケースとセルフケア

ここまでは受診を推奨するケースを解説しましたが、逆に「まだ様子を見ても良い」ケースもあります。

数日~1週間程度の一時的な不眠(原因が明らかな場合)

  • 大事なプレゼンや試験の前で緊張している
  • 旅行や出張・転勤や引っ越しで環境が変わった
  • 一時的にカフェイン・エナジー系飲料を多く摂りすぎた

このように、不眠の原因がはっきりしている「一時的な(急性)不眠」で、その原因が解消されれば元に戻る見込みがある場合は、すぐに受診しなくても良いことが多いです。

睡眠衛生のセルフケア方法

様子を見る間、または不眠の予防として、以下の「睡眠衛生」を心がけてみてください。

  • 光: 朝起きたら太陽の光を浴び、体内時計をリセットする。夜は寝室を暗くする。
  • カフェイン・アルコール: 就寝4時間前からはカフェインを避ける。寝酒は睡眠の質を下げるため控える。
  • 入浴: 就寝の90分~2時間前までに、ぬるめのお湯(38~40度)にゆっくり浸かる。
  • スマホ: 就寝1時間前からは、スマホやPCのブルーライトを避ける。
  • ルーティン: 毎日同じ時間に起き、同じ時間に寝るように努める(特に起床時間を一定に保つことが重要)。
  • 寝室環境: 寝室を快適な温度・湿度に保ち、静かで暗い環境を作る。

様子見から「受診に切り替える」タイミング

様子見をしていても、以下の状態になったら受診に切り替えましょう。

  • 原因が解消されたはずなのに、不眠だけが続いている。
  • セルフケアを続けても、全く改善の兆しがない。

新たな治療法を試すのも一つの方法

病院で直接治療を受ける以外に、治験に参加するというのもひとつの手段です。

日本では不眠(睡眠障害)でお悩みの方に向け治験が行われています。

治験ジャパンでも治験協力者を募集しています。

例えば過去には東京や神奈川、大阪などの施設で行われた試験もありました。

治験にご参加いただくメリットとして挙げられるのは、主に下記3点です。

・最新の治療をいち早く受けられる

・専門医によるサポート、アドバイスが受けられる

・治療費や通院交通費などの負担を軽減する目的で負担軽減費が受け取れる

ご自身の健康に向き合うという意味でも、治験という選択肢を検討してみるのも良いでしょう。

実施される試験は全て、安全に配慮された状況下で行われます。

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不眠に関するよくある疑問

最後に、不眠の受診に関してよくある質問をまとめます。

Q.「この程度で受診していいの?」

A. はい、あなたが「辛い」と感じているなら、受診して全く問題ありません。

不眠は「甘え」や「気合が足りない」ことではなく、専門的なケアが必要な「症状」です。

 むしろ、我慢して悪化させるよりも、早期に相談する方が回復も早いことが多いです。

「辛い」というご自身の感覚を一番に信頼してください。

Q.「精神科・心療内科に行くのが怖い」

A. そのお気持ちは、とても自然なことです。

抵抗がある場合は、まず内科やかかりつけの主治医の先生から相談してみましょう。

「精神科」と聞くと、重い病気の人が行く場所というイメージがあるかもしれません。

 しかし実際には、風邪で内科にかかるのと同じように、睡眠やストレスの相談で訪れる人は非常に多いです。

それでも抵抗がある場合は、H2-3で紹介したように、まずは「かかりつけの内科」や、自宅から相談できる「オンライン診療」を利用するのも良い選択肢です。

Q. 「薬が怖い・やめられなくなりそう」

A. 医師の指導のもと正しく使えば、過度に怖がる必要はありません。薬以外の治療法もあります。

「睡眠薬=依存する」というイメージがあるかもしれませんが、現在は比較的依存性の低いタイプも開発されています。

医師は、依存のリスクを最小限にするために、適切な薬を最小限の量・期間で処方することを心がけています。

また、薬を使わない「認知行動療法」や「睡眠衛生指導」も不眠治療の柱です。 不安な点は医師に正直に伝え、納得した上で治療法を選びましょう。

Q. 睡眠時間が6時間未満だと不眠症ですか?

A. 時間だけでは決まりません。「日中の支障」が重要です。

必要な睡眠時間には個人差があります。たとえ睡眠時間が6時間未満でも、日中元気に活動できているなら問題ありません。

 逆に、8時間寝ていても「熟眠障害」で日中辛いなら、それは不眠のサインです。

Q. 内科と心療内科、どちらが先?

A. 迷ったら「かかりつけの内科」で大丈夫です。

ストレスや気分の落ち込みが明確なら心療内科、そうでなければ内科で相談し、必要なら紹介状を書いてもらうのがスムーズです。

Q. 市販の睡眠改善薬を試してもいい?

A. 市販薬はあくまで「一時的な不眠の緩和」を目的としています。 

漫然と使い続けたり、慢性的な不眠に使用したりするのは避け、医療機関に相談してください。

また、長期的な安全性がしっかりと確認されていないものもあるため、注意が必要です。

Q. オンライン診療だけでも完結できますか?

A. 症状によっては可能です。ただし、対面診療が必要な場合もあります。

オンライン診療は、自宅から気軽に相談できる大きなメリットがあります。 睡眠衛生指導や薬の処方(一部)はオンラインで完結できることも多いです。

ただし、血液検査や睡眠時無呼吸症候群の専門検査は対面でしかできません。まずはオンラインで相談し、医師の判断を仰ぐのが良いでしょう。

まとめ:「辛い」と感じた時が受診タイミング

この記事では、不眠で病院に行くべきタイミングや診療科について解説しました。

  • 受診の目安: 「1ヶ月以上」「週3回以上」の不眠が続き、「日中の支障」が出ている場合
  • 赤信号: 強い気分の落ち込み、呼吸停止、依存状態などがあればすぐ受診
  • 何科: ストレスなら心療内科、いびきなら睡眠外来、迷ったら内科
  • 様子見: 原因が明らかな一時的不眠はセルフケアを試す

不眠を我慢し続けることが、心身にとって最大のリスクです。

眠れないことは、あなたのせいではありません。脳や体が休息を必要としているサインです。

「眠れない辛さ」は、専門家に相談する価値が十分にあります。「辛い」と感じたその時が、あなたにとっての「受診のタイミング」です。

一人で抱え込まず、まずは気軽に専門家への相談という第一歩を踏み出してみましょう。

記事監修者情報

記事監修者情報

加藤隆郎の画像
加藤 隆郎(かとう たかお)
日本睡眠学会認定医/日本睡眠学会評議員
久留米大学医学部 神経精神医学講座 助教
医療法人雄仁会 加藤病院 副院長(精神科)

精神医学領域を中心に、睡眠障害の診療・研究に従事。日本睡眠学会の認定医として、睡眠医療全般、とくに注意欠如・多動症(ADHD)を含む精神疾患に伴う睡眠障害への対応に力を注ぐ。CPAP療法を含む睡眠時無呼吸症候群への介入や不眠症治療における不眠における認知行動療法(CBT-i)を臨床的に普及させるための科研費研究にも携わっている。

本記事では、医学的情報の正確性確認と内容監修を担当。

所属学会:

  • 日本精神神経学会
  • 日本睡眠学会
  • 日本認知症学会
  • 日本認知症予防学会
  • 日本臨床精神神経薬理学会
  • 日本スポーツ精神医学会
  • 日本臨床スポーツ医学会
  • 日本うつ病学会
  • 日本成人期発達障害臨床医学会
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参考文献・資料一覧

1.厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/content/001305530.pdf
2.国立精神・神経医療研究センター https://www.ncnp.go.jp/nimh/sleep/sleep-medicine/insomnia/index.html
3.日本睡眠学会 https://www.ncnp.go.jp/nimh/behavior/phn/sleep_guideline.pdf
4.厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000047221.pdf
5.厚生労働省「健康づくりのための睡眠指針2014」https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000047221.pdf
6.日本臨床内科医会 https://www.japha.jp/doc/byoki/019.pdf
7.日本睡眠学会 https://jssr.jp/files/guideline/20240315.pdf

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