うつ病が治らないと感じる方へ。長期化する7つの原因と回復へのステップ

2025年11月10日

「治療を続けているのに良くならない」 「薬を飲んでも、期待したほど効かない」 「もう5年、10年と経ってしまった…」

そんな出口の見えない不安と焦りの中で、この記事を読んでくださっているのかもしれません。

うつ病は多くの方が適切な治療によって改善する病気です。しかし、一部の方が長期化・難治化(治りにくい状態)するのも事実です。

そして、「治らない」と感じるのには理由があります。

ただし、それは「甘え」や「気の持ちよう」の問題では断じてありません。

この記事では、精神科専門医/指導医 加藤 隆郎医師の監修のもと、今の治療を見直すための具体的なステップ、そして回復への現実的な道筋を専門的な観点から徹底的に解説します。

うつ病が治らない・長期化する7つの主な原因

「治らない」と感じる背景には、単一の原因ではなく、複数の要因が複雑に絡み合っていることがほとんどです。

ここでは、その主な原因を7つに分けて解き明かしていきます。

① 診断の見直しが必要

もし「処方された抗うつ薬が全く効かない」「治療を続けても一向に良くならない」と感じている場合、最も考えるべきは「うつ病の診断が適切かどうか」という視点です。

うつ病の症状(気分の落ち込み、意欲の低下、不眠など)は、他の精神疾患や身体疾患でも現れるため、鑑別が非常に難しいのです。

難治性うつ病(治療抵抗性うつ病)とは

適切な薬物療法を十分な期間・量で行っても、効果が乏しい場合を指します。

うつ病の方のうち、一定割合がこの状態に該当する可能性があり、治療戦略の変更(薬の変更、併用、後述するTMS治療など)が必要になる場合があります(参考:米国国立医学図書館 1)。

「隠れ双極性障害」の可能性

「治らないうつ病」と診断されているケースで、最も見逃されやすいのが双極性障害(躁うつ病)です。

特に、気分の高揚(躁状態)が短期間であったり、「何となく調子が良い」「活動的」程度で目立たない場合(軽躁状態)、本人も周囲も気づかず、うつ状態の期間だけが目立ってしまいます。

双極性障害のうつ状態に、うつ病の薬(抗うつ薬)だけを使うと、かえって症状が不安定になったり、躁転(躁状態を引き起こす)したり、効果が出ないことがあります。

治療法が根本的に異なるため、診断の見直しは極めて重要です(参考:日本うつ病学会 2)。

発達障害(ASD/ADHD)の併存

注意欠如・多動症(ADHD)や自閉スペクトラム症(ASD)などの発達障害が背景にある場合、その特性から日常生活や対人関係で強いストレスを感じやすく、二次的な問題としてうつ病を発症することがあります(参考:英国国立医療技術評価機構 3)。

この場合、うつ病の治療だけを行っても、根本にある特性(例:衝動性、過集中、コミュニケーションの困難さ)への対処ができていないため、ストレスがかかり続け、うつ病が再発・長期化しやすくなります。

パーソナリティ障害や適応障害との鑑別

特定の状況や環境(例:職場のみ)でのみうつ状態が強く出る場合は「適応障害」かもしれません。

また、感情のコントロールや対人関係のパターンに持続的な偏りがある「パーソナリティ障害」が併存していると、うつ病の治療が複雑になることがあります。

甲状腺機能低下症など、身体疾患が隠れているケース

気力の低下、だるさ、体重増加、眠気。これらはうつ病の症状と似ていますが、「甲状腺機能低下症」の代表的な症状でもあります(参考:慶応義塾大学病院 4)。

甲状腺ホルモンの不足が原因であり、血液検査で診断がつきます。

この場合、精神科の薬ではなく、甲状腺ホルモンを補う治療が必要です。

② 治療法や薬が合っていない

診断は正しくても、治療のアプローチが最適でない可能性もあります(参考:厚生労働省 5)。

  • 薬の効果が不十分(種類・量が最適でない) : 人によって効果の出やすい薬、副作用の出方は千差万別です。今の薬が合っていない、または効果が出るまで十分な量・期間に至っていない可能性があります。

  • 副作用が強く服薬を継続できない : 眠気、吐き気、体重増加などの副作用が辛く、服薬を続けるのが困難になり、十分な治療効果が得られないケースです。

  • 自己判断での減薬・中断 : 「少し良くなったから」と自己判断で薬をやめたり減らしたりすると、症状がぶり返し(再燃)、かえって治療が長期化する最大の原因となります。

  • 心理療法(認知行動療法など)が併用されていない : 中等症以上のうつ病では薬物療法が基本ですが、回復期や再発予防においては、ストレス対処法や考え方の癖を修正する心理療法(特に認知行動療法)の併用が非常に有効です。薬だけに頼っていると、根本的なストレス対処スキルが身につかない場合があります。

③ 「十分な休養」が取れていない

うつ病の治療で最も重要なのは「休養」です。

しかし、これが最も難しいことでもあります。

  • 焦って復職・早すぎる社会復帰 : 「これ以上休めない」「早く戻らないと」という焦りから、脳が十分に回復していない(症状が寛解していない)段階で復帰してしまうと、すぐにエネルギーが尽きて再発・再休職につながります。

  • 「働きながら治す」ことの難しさ : 特に軽症の場合、「働きながら通院で治そう」と考える方もいますが、ストレスの原因が職場にある場合、治療とストレスを同時に受けることになり、回復が非常に遅れることがあります。

  • 休んでいても「〜すべき」と頭(脳)が休まっていない : 身体は休んでいても、「早く治さなきゃ」「家族に申し訳ない」「復帰したらどうしよう」と頭の中で常に不安や焦り、自責の念(「〜すべき」思考)が渦巻いていると、脳は全く休まりません。

④ ストレス環境(職場・家庭)が変わっていない

うつ病は、脳の機能低下に「環境」が大きく関与する病気です。

  • 治らない原因が「環境」にあるケース : いくら治療を受けても、うつ病の引き金となったストレス要因(例:職場の過重労働、ハラスメント、困難な人間関係、家庭内の不和)がそのまま続いている場合、回復は困難です。

  • 職場でのプレッシャー、人間関係の継続 : 休職せずに治療を続ける場合、同じプレッシャーや人間関係の中に身を置き続けることになります。

  • 家族の無理解、サポート不足 : 「甘えだ」「なぜできないんだ」と家族や親族から理解を得られない、あるいはサポートが得られない環境は、回復の大きな妨げとなります。

⑤ 性格特性・考え方の癖

まず大前提として、うつ病は「甘え」ではありません。

脳内のエネルギーの元となるセロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンという脳内神経伝達物質が枯渇した機能不全の状態です。

しかし、発症や回復の過程において、元々の性格特性や考え方の癖が影響することがあります(参考:日本医学会 6)。

  • 真面目、完璧主義、責任感が強い : これらの特性を持つ人は、高い基準を自分に課し、他人の評価を気にしやすく、休むことに罪悪感を抱きがちです。

  • 自分を責めすぎる(「治らないのは自分のせいだ」) : うつ病の症状として「自責の念」が強くなりますが、元々自分を責めやすい傾向があると、「治らないのは努力が足りないからだ」とさらに自分を追い詰め、悪循環に陥ります。

⑥ 生活習慣の乱れ

精神的な回復には、身体的な回復の土台が不可欠です。

  • 睡眠不足、昼夜逆転 : うつ病の症状として不眠は多いですが、生活リズムが乱れると、脳の回復に必要なホルモンバランスが崩れ、症状が悪化することがあります。

  • 食事の偏り(栄養不足) : 気力がなく食事を抜いたり、簡単なもので済ませたりすると、脳の神経伝達物質を作るために必要な栄養素(タンパク質、ビタミン、ミネラル)が不足します。

  • 極端な運動不足、または過度な運動 : 適度な運動は気分転換や睡眠の質向上に有効ですが、全く動かないのも、焦って過度な運動をするのも、回復の妨げになります。

  • アルコールやカフェインへの依存 : 眠れないからとお酒(アルコール)に頼ると、睡眠の質を著しく低下させ、うつ病を悪化させる可能性があります。カフェインの過剰摂取も同様です。

⑦ 再発予防策が取られていない

「症状がなくなった」=「治癒した」とは限りません。

  • 症状が消えても「寛解」と「治癒」は違う : うつ病の治療では、まず症状をなくす「寛解(かんかい)」を目指します。しかし、寛解はまだ不安定な状態であり、再発しやすい時期です。症状がなくなってからも、一定期間(半年〜1年)は薬を続けながら、安定した状態を維持する「維持療法」が必要です。

  • 「治ったつもり」からの再発に注意 : 寛解状態になって「もう大丈夫だ」と自己判断で服薬をやめたり 、急に元のハードな生活に戻したりすると、再発する可能性が高まります。うつ病は再発しやすい病気であり 、再発を繰り返すほど治りにくくなると言われています。

「うつ病が治らない」状況から抜け出す、具体的な4つの対処法

では、これらの「治らない」原因を踏まえ、具体的に何をすべきでしょうか。

状況を打開するための4つのステップを解説します。

1. 主治医への「伝え方」を変える

治療がうまくいっていないと感じる時、まず行うべきは「治療者(主治医)との情報共有の質を高めること」です。

「治らない」と正直に伝える勇気

「こんなことを言ったら先生を困らせるかも」「自分が悪いと思われるかも」と遠慮する必要は一切ありません。「治らないと感じている」「薬が効いている気がしない」という実感こそが、治療方針を見直すための最も重要な情報です。

医師に伝えるべきこと(いつ、何が、どう辛いか)

診察時間は限られています。以下の点をメモにまとめておくと、的確に状況を伝えられます。

  • 症状の変化: 「先週より気分の落ち込みがひどい」「朝だけ特に辛い」
  • 薬について: 「薬を飲んでも効果を感じない」「副作用(眠気、吐き気など)が辛くて続けられない」
  • 生活の変化: 「職場(家庭)でこういうストレスがあった」「眠れていない」
  • 特に聞きたいこと: 「今の診断(うつ病)は本当に正しいでしょうか?」「双極性障害や他の可能性はありませんか?」

医療機関を変える/セカンドオピニオンの判断基準

勇気を持って伝えても、主治医が話を聞いてくれない、薬を変えるだけで説明がない、という状況が続く場合は、医療機関の変更やセカンドオピニオンを検討すべきです。

  • 十分な説明がないまま、長期間(例:数ヶ月以上)同じ処方が続いている。
  • 診断(例:双極性障害の可能性など)について質問しても、明確な答えが得られない。
  • 医師との信頼関係が築けないと感じる。

2. 治療法の見直し・追加を検討する

主治医と相談の上、以下のような治療の選択肢を検討します。

  • 薬物療法の調整 : 薬の種類を変更する、量を増やす(増薬)、あるいは複数の薬を組み合わせる(併用)、または減らす(副作用が強い場合)など、処方を最適化します。

  • 認知行動療法(CBT)などの心理療法の併用 : 薬で症状を抑えつつ、CBTによって自分の考え方の癖(例:「〜すべき」思考)や行動パターンを見直し、ストレスへの対処法を学ぶことは、再発予防に極めて有効です。

  • rTMS(反復経頭蓋磁気刺激療法)とは : 薬物療法で十分な効果が得られない難治性うつ病の新しい治療選択肢です。磁気を用いて脳の特定部位(気分の調整に関わる部分)を刺激し、脳機能を回復させる治療法です。保険適用(条件あり)にもなっており、副作用が比較的少ないとされています。

  • ECT(電気けいれん療法)の位置づけ : 非常に重症で、命の危険がある(希死念慮が極めて強い)、食事が全く取れない、薬物療法が全く効かない、といった場合に検討される専門的な治療法です。

  • オンライン診療・在宅サポートの活用 : 外出が困難な場合、オンライン診療や訪問看護などの在宅サポートを利用し、治療を中断させないことも選択肢の一つです。

3. 「環境調整」を行う

薬や治療法だけでは、回復は進みません。

ストレス源から離れ、安全に休養できる環境を整えることが不可欠です。

  • 職場の調整 : 主治医と相談し、診断書を書いてもらい「休職」するのが最も確実な休養です。焦る気持ちは分かりますが、「治す」ことを最優先します。復帰の際は、配置転換や時短勤務など、負担を減らす調整を会社(産業医)と相談します。

  • 家庭: 家族に「うつ病は脳の病気であり、治療が必要な状態だ」と理解してもらう努力をします(可能なら一緒に診察に来てもらう)。家事や育児の役割分担を見直し、本人が安心して休める環境を作ることが重要です。

  • 復職支援(リワーク)の活用 : 休職後、すぐに元の職場に戻るのが不安な場合、「リワークプログラム」を利用するのも手です。医療機関や地域障害者職業センターなどで提供されており、通勤の練習、ストレス対処、集団での作業などを通じて、再発しない復職を目指します。

4. 「考え方」と「生活」のセルフケア

治療と休養と並行し、自分自身でできる回復の土台作りです。

  • 自分を責めないことの重要性 : 「治らないのは自分のせいだ」という考えをストップすることが重要です。治らないのは、病気の性質や環境、治療法など、多くの要因が絡んだ結果であり、あなたのせいではありません。

  • 回復の波を前提に「停滞期」を受け入れる : うつ病の回復は、一直線に右肩上がりではありません。「良い日」と「悪い日」を繰り返しながら、少しずつ底上げされていきます。調子が悪い日があっても「後退した」と絶望せず、「今は波が来ているだけ」と受け入れることが大切です。

  • 生活リズム・睡眠・運動・食事の安定化:
    • 睡眠: 毎日同じ時間に起きる(寝る時間より起きる時間を一定にする)。
    • 食事: バランスよく、3食(難しければ少しでも)食べる。
    • 運動: まずは散歩から。日中に光を浴びることで、生活リズムが整いやすくなります。

「一生このままかも」という不安との向き合い方

治療が長期化すると、「もう一生治らないのではないか」という絶望感に襲われることがあります。

「治す」から「コントロールして付き合う」への視点転換

完璧に「治す」ことだけをゴールにすると、少しの不調で「またダメだった」と絶望してしまいます。 

症状がゼロにならなくても、症状をコントロールし、波を小さくしながら、自分なりの生活や仕事と「付き合っていく」という視点を持つことが、長期的な回復につながります。

小さな「できた」を記録する

「朝起きられた」「散歩ができた」「ご飯が食べられた」。どんなに小さなことでも構いません。

うつ病で失われた自己肯定感を取り戻すために、「できたこと」を記録し、自分を認めてあげる練習が有効です。

社会的サポートの活用

うつ病の治療を続ける上で、社会的なサポートを利用するのも選択肢の一つです。

  • 自立支援医療制度: 通院や薬にかかる医療費の自己負担が軽減されます(東京都福祉局 7)。

  • 精神障害者保健福祉手帳: 症状の程度に応じて、税金の控除や公共料金の割引など、様々な福祉サービスが受けられます(参考:国立精神・神経医療研究センター 8)。

  • 支援団体・当事者会: 同じ悩みを持つ仲間とつながることで、孤立感を和らげることができます。

「治らない」のではなく「回復のペースが違う」だけ

回復のスピードは人それぞれです。他の人と比べる必要はありません。

あなたは今、あなた自身のペースで、回復の道のりを進んでいます。

新たな治療法を試すのも一つの方法

病院で直接治療を受ける以外に、治験に参加するというのもひとつの手段です。

日本ではうつ病でお悩みの方に向け治験が行われています。

治験ジャパンでも治験協力者を募集しています。

例えば過去には東京や神奈川、大阪などの施設で行われた試験もありました。

治験にご参加いただくメリットとして挙げられるのは、主に下記3点です。

・最新の治療をいち早く受けられる

・専門医によるサポート、アドバイスが受けられる

・治療費や通院交通費などの負担を軽減する目的で負担軽減費が受け取れる

ご自身の健康に向き合うという意味でも、治験という選択肢を検討してみるのも良いでしょう。

実施される試験は全て、安全に配慮された状況下で行われます。

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まとめ:焦らず、諦めず、自分に合った回復の道筋を見つけよう

「うつ病が治らない」と感じる時、最も辛いのは「自分だけ取り残された」という孤立感と、「この先どうなるか分からない」という将来への絶望です。

しかし、治らないと感じるのには、この記事で挙げたような明確な理由(診断のズレ、治療法、休養不足、環境、生活習慣など)が隠れていることがほとんどです。

この記事を参考に、まずはあなたの主治医に、「治らないと感じている」「診断は本当にうつ病で正しいか、双極性障害や他の可能性はないか」と、勇気を出して伝えてみてください。

それが、出口の見えないトンネルから抜け出すための、最も重要で確実な第一歩となります。

うつ病が治らないことに関するよくある疑問

うつ病に関するよくある疑問とその回答を紹介します。

Q. うつ病は一生治らない病気ですか?

A. いいえ、うつ病は一生治らない病気ではありません。

適切な治療(薬物療法、心理療法)と十分な休養、環境調整によって、多くの方が回復し、社会生活に戻っています。

ただし、再発しやすい性質があるため 、症状が良くなった後も、再発予防(維持療法やセルフケア)を続けることが重要です。

Q. うつ病が治らない確率はどれくらいですか?

A. 「治らない確率」を正確に示すデータはありませんが、「治りにくい」あるいは「長期化する」ケースは存在します。

一般的に、うつ病は半年から1年程度の治療で多くが改善するとされますが、全体の20〜30%が長期化・難治化する可能性があるという報告もあります 。これは「治らない」という意味ではなく、「治療戦略の見直しが必要」な状態を指します。

Q. うつ病が治った後、性格は変わりますか?

A. うつ病が「治った」からといって、元々の根本的な「性格」が変わるわけではありません。

しかし、治療の過程、特に認知行動療法などを通じて、ご自身のストレスへの対処法や、物事の受け止め方(考え方の癖)を学ぶことで、結果として「ストレスを溜め込みにくくなった」「物事を柔軟に考えられるようになった」といった「生きやすさ」の変化を感じる方は多くいらっしゃいます。

Q. 家族や周りは「治らない」と感じている人にどう接すればいいですか?

A. 最も重要なのは、「甘えではない」と理解し、本人の辛さをそのまま受け止めることです。

  • 励まさない: 「頑張れ」「早く元気になって」といった励ましは、本人が「頑張れない自分」を責めることになり、逆効果となる可能性があります。

  • 休養を促す: 「何もしない」ことを許可し、安心して休める環境を整えてください。

  • 判断をさせない: 重大な決断(退職、離婚など)は、症状が回復するまで先延ばしにするよう助言してください。

  • 話を聴く: 助言や説教はせず、ただ「辛いね」と共感的に話を聴くことがサポートになります。

  • 受診を勧める: 「治らない」と本人が悩んでいる場合、セカンドオピニオンや治療法の変更について、一緒に主治医に相談に行くことを提案してみてください。

参考文献・資料一覧

1.米国国立医学図書館 https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC10503923/

2.日本うつ病学会 https://www.secretariat.ne.jp/jsmd/gakkai/shiryo/data/bd_kaisetsu_ver10-20210324.pdf

3.英国国立医療技術評価機構 https://www.nice.org.uk/guidance/cg142/chapter/Recommendations-for-research

4.慶応義塾大学病院 https://kompas.hosp.keio.ac.jp/disease/000132/

5.厚生労働省 https://kokoro.mhlw.go.jp/about-depression/ad003/

6.日本医学会 https://jams.med.or.jp/event/doc/129015.pdf

7.東京都福祉局 https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/shougai/nichijo/tsuuin/seishintsuuin

8.国立精神・神経医療研究センター https://kokoro.ncnp.go.jp/support_certificate.php

記事監修者情報

記事監修者情報

加藤隆郎の画像
加藤 隆郎(かとう たかお)
日本精神神経学会専門医・指導医
日本医師会認定産業医
日本睡眠学会認定医
久留米大学医学部 神経精神医学講座 助教
医療法人雄仁会 加藤病院 副院長(精神科)

精神医学領域を中心に、睡眠障害の診療・研究に従事。日本睡眠学会の認定医として、睡眠医療全般、とくに注意欠如・多動症(ADHD)を含む精神疾患に伴う睡眠障害への対応に力を注ぐ。CPAP療法を含む睡眠時無呼吸症候群への介入にも携わっている。

本記事では、医学的情報の正確性確認と内容監修を担当。

所属学会:

  • 日本精神神経学会
  • 日本睡眠学会
  • 日本認知症学会
  • 日本認知症予防学会
  • 日本臨床精神神経薬理学会
  • 日本スポーツ精神医学会
  • 日本臨床スポーツ医学会
  • 日本うつ病学会
  • 日本成人期発達障害臨床医学会
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