朝なかなか起きられない、急に立ち上がるとめまいがする、食後にひどくだるくなる。こうした低血圧や起立性調節障害(OD)特有の症状は、周囲になかなか理解されにくく、辛いものです。
「健康のために減塩を」という言葉をよく耳にしますが、実は低血圧の人にとって、その常識は当てはまらないことがあります。むしろ、適度な塩分や水分を意識的に摂ることが、体を楽にする鍵となるのです。
この記事では、低血圧の人が日々の食事で積極的に摂りたい食材や、逆に気をつけるべき食習慣について、医学的な視点から解説します。コンビニで手軽に買えるメニューも紹介しますので、ぜひ今日の食事から取り入れてみてください。
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なぜ食事で変わる?低血圧の人が意識すべき「栄養の基本」
低血圧とは、一般的に血圧が低い状態を指し、特に立ち上がった時に血圧が低下する「起立性低血圧」では、脳への血流が減少してめまいや失神が起こることがあります。
食事療法は、血液そのものの量を増やしたり、自律神経の働きを整えたりするために重要視されています。
まず知っておきたい「血圧」と「食事」の関係
血圧を安定させるためには、「循環する血液の量を確保すること」が重要です。
積極的に摂りたい「3つの柱」
低血圧の人が献立を考える際、特に意識したいのが以下の要素です。
- 水分・塩分: 血液のカサ(量)を増やし、血圧を維持するために最も重要です。
- タンパク質: 血液や筋肉を作る材料となります。
- ビタミン・ミネラル: 体の調子を整えるためにバランスよく摂取しましょう。
具体的にこれ!低血圧の人におすすめの食べ物・飲み物
では、具体的にどのような食材を選べば良いのでしょうか。医学的な推奨や一般的によく挙げられる食材を中心に紹介します。
水分と塩分(最重要)
起立性調節障害などの低血圧症状がある場合、食事に含まれる水分以外に、飲み物として1日1.5〜2リットル程度の水分摂取が推奨されることがあります。
また、食塩は1日10〜12g程度と、通常の目安よりも多めに摂ることが勧められています。味噌汁、漬物、梅干しなどを食事に適度に取り入れることは、低血圧の人にとっては理にかなった対策と言えます。
タンパク質が豊富な食材(肉・魚・大豆・卵)
毎食、適度なタンパク質源を摂ることを目指しましょう。
血液の巡りを助けるビタミン・ミネラル
貧血(鉄欠乏性貧血)があると低血圧の症状が悪化しやすいため、鉄分などのミネラル摂取は重要です。
即効性はある?コーヒー・紅茶・緑茶(カフェイン)
カフェインには交感神経を刺激する作用がありますが、同時に利尿作用もあります。
注意点
尿として水分が排出されすぎると、血液量が減って脱水になるリスクがあるため、水分補給としての過信は禁物です。水や麦茶なども合わせて飲むようにしましょう。
冷たい水の摂取効果
杏林大学の研究によると、運動後の起立性低血圧に対し、約4℃の冷水を摂取することで血圧低下の抑制効果が見られたという報告があります。暑い時期や運動後などは、冷たい水を飲むことも対策の一つになるかもしれません。
コンビニでも買える!忙しい時のお助けメニュー
体調が悪い時は自炊をする元気がないことも多いでしょう。そんな時はコンビニエンスストアを賢く利用してください。
おにぎりよりも「サラダチキン」や「ゆで卵」
おにぎりやパンだけで済ませると、炭水化物に偏ってしまいます。レジ横や惣菜コーナーにある「サラダチキン」「ゆで卵」「焼き魚」などを一品追加し、タンパク質と適度な塩分を確保しましょう。
飲み物は水やお茶、時にはスポーツドリンクを
基本は水や麦茶で水分補給を行いますが、スポーツドリンク(経口補水液など)は塩分と水分を効率よく吸収できるため、脱水気味の時などに役立ちます。
逆に注意!低血圧の人が「食べてはいけないもの」はある?
基本的に「絶対に食べてはいけないもの」はありませんが、症状を悪化させる可能性があるものには注意が必要です。
アルコールは血管を広げてしまう
お酒に含まれるアルコールには、血管を拡張させる作用があります。また、アルコールの分解には水を必要とするため、脱水症状を引き起こしやすくなります。
また、高温の環境も血管を拡張させるため、入浴や暑い場所での飲酒は特に注意が必要です。
「食後低血圧」を防ぐための食事の工夫
食事をした後に、急激な眠気やだるさ、めまいを感じることはありませんか?これは、消化のために血液が胃腸に集まり、脳への血流が一時的に減ることで起こる場合があります。
炭水化物の過剰摂取はこの反応を強くする可能性があるため、バランスよく食べることを心がけましょう。
食材だけじゃない!血圧を安定させる「食べ方」のコツ
何を食べるかと同じくらい、「どう食べるか」も重要です。
朝食は抜かずに少しでも食べる
規則正しい生活リズムを作ることが推奨されています。朝食を食べることで体が目覚め、活動モードへの切り替えを助けます。
辛い時は無理せず「分食」も検討
一度にたくさん食べると具合が悪くなる方は、1回の食事量を減らし、その分回数を増やす方法もあります。胃腸への急激な負担を避けつつ、必要な栄養と水分・塩分をこまめに補給することができます。
治験を試すのも一つの方法
病院で直接治療を受ける以外に、治験に参加するというのもひとつの手段です。日本では低血圧でお困りの方に向け治験が行われています。
治験ジャパンでも治験協力者を募集しています。例えば過去には東京や神奈川、大阪などの施設で行われた試験もありました。
- 最新の治療をいち早く受けられることがある
- 専門医によるサポート、アドバイスが受けられる
- 治療費や通院交通費などの負担を軽減する目的で負担軽減費が受け取れる
ご自身の健康に向き合うという意味でも、治験という選択肢を検討してみるのも良いでしょう。実施される試験は全て、安全に配慮された状況下で行われます。
まとめ
低血圧や起立性調節障害の人が食事で意識すべきポイントは以下の通りです。
食事を変えたからといって、すぐに体質が変わるわけではありませんが、毎日の積み重ねが体調管理の基礎となります。
もし、食事や生活習慣を改善しても症状が辛い場合や、急激に悪化した場合は、他の病気が隠れている可能性もありますので、循環器内科などの専門医を受診するようにしてください。
