家族から大きないびきや睡眠中の無呼吸を指摘されたり、日中の強い眠気やだるさに悩まされたりして、「睡眠時無呼吸症候群かもしれない」と不安を感じている方は少なくありません。

しかし、いざ病院に行こうと思っても、「何科を受診すればいいのかわからない」と迷ってしまうことが多いのではないでしょうか。

受診先の選択肢は複数あります

睡眠時無呼吸症候群の受診先は、呼吸器内科、耳鼻咽喉科、循環器内科、あるいは睡眠外来など、複数の選択肢があります(参考:日本呼吸器学会 1)。

最適な診療科は、あなたの現在の症状や、考えられる原因、合併症の有無によって異なります。

この記事では、睡眠時無呼吸症候群に対応している主要な診療科の特徴や、あなたに合った受診先の選び方、初診から治療までの具体的な流れ、そして信頼できる病院探しのポイントまでを詳しく解説します。

この記事を読むことで、受診に関する不安が解消され、自分に最適な病院へスムーズに足を運ぶためのヒントが得られるはずです。

※この記事は疾患啓発を目的としています。

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睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは?基礎知識を理解しよう

何科を受診すべきかを判断するためには、まず睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome:SAS)という疾患の基本的な特徴を知ることが大切です。

この疾患は、単なるいびきではなく、全身の健康に影響を及ぼす可能性があります。

睡眠時無呼吸症候群の主な症状

睡眠時無呼吸症候群の代表的な症状は、睡眠中の大きないびきと、呼吸が一時的に止まる無呼吸です。

ご自身では気づきにくいため、家族やパートナーからの指摘で発覚するケースが多々あります。

また、睡眠の質が著しく低下するため、日中の強い眠気、集中力や記憶力の低下、起床時の頭痛、熟睡感の欠如、夜間頻尿といった症状が現れることもあります(参考:日本呼吸器学会 1)(参考:日本呼吸器学会 2)。

日常生活への影響

これらの症状が日常生活や仕事に支障をきたす場合は、早めの受診が推奨されます。

放置すると危険!合併症のリスク

睡眠時無呼吸症候群を放置することは、全身の健康にとって大きなリスクとなります。

睡眠中に呼吸が止まると、血液中の酸素濃度が低下し、心臓や血管に過度な負担がかかります。

深刻な合併症の危険性

その結果、高血圧、心不全、不整脈などの循環器疾患や、糖尿病、脳卒中といった深刻な合併症を引き起こすリスクが高まることがわかっています(参考:日本呼吸器学会 1)(参考:東京医科大学病院 3)。

日中の眠気が原因で交通事故や労働災害を引き起こす危険性もあるため、早期発見と適切な治療が非常に重要です。

睡眠時無呼吸症候群の種類(閉塞型と中枢型)

睡眠時無呼吸症候群には、大きく分けて「閉塞型」と「中枢型」の2つの種類があります。

閉塞型睡眠時無呼吸症候群(OSAS)

最も一般的です。睡眠中に喉の筋肉が緩んだり、舌の付け根が落ち込んだりして気道(空気の通り道)が物理的に塞がってしまうことで起こります。肥満、扁桃腺の肥大、顎が小さいことなどが原因となります。

中枢型睡眠時無呼吸症候群(CSAS)

気道は開いているものの、脳から呼吸をするための指令が正しく出なくなることで起こります。心不全や脳卒中などの疾患が背景にある場合に見られます(参考:日本呼吸器学会 1)。

種類によって適切なアプローチが異なるため、専門的な検査による診断が不可欠です。

睡眠時無呼吸症候群は何科を受診すべき?主要な診療科と特徴

睡眠時無呼吸症候群の診療を行っている科は複数あります。

それぞれの診療科が得意とする分野や専門性を理解することで、自分に合った受診先を選びやすくなります。

まずはここから!「呼吸器内科」

睡眠時無呼吸症候群の診療において、最も中心的な役割を担うことが多いのが呼吸器内科です。

呼吸器内科は、肺や気道など呼吸に関わる臓器の専門家です。

睡眠中の呼吸状態を評価する簡易検査や精密検査(PSG検査)を実施し、正確な診断を下すことができます。

また、睡眠時無呼吸症候群の標準的な治療法であるCPAP(シーパップ:持続陽圧呼吸療法)の導入や、その後の定期的な管理・調整も得意としています。

受診先に迷った場合は、まず呼吸器内科への相談を検討するとよいでしょう。

心臓の合併症が気になるなら「循環器内科」

循環器内科は、心臓や血管の病気を専門とする診療科です。

前述の通り、睡眠時無呼吸症候群は高血圧や心不全、不整脈などの心疾患と密接な関係があります。

すでに高血圧の治療を受けている方や、動悸、息切れ、胸の痛みといった心臓への影響が疑われる症状がある場合は、循環器内科を受診するのが適しています(参考:東京医科大学病院 3)。

循環器内科では、心臓の機能評価と並行して睡眠時無呼吸症候群の検査を行い、必要に応じてCPAP治療などを通じて心血管への負担を軽減する総合的な治療を目指します。

いびきや喉の構造に問題がある場合「耳鼻咽喉科」

耳鼻咽喉科は、鼻や喉といった上気道の専門家です。

閉塞型睡眠時無呼吸症候群の多くは、上気道が狭くなることが原因で起こります。

大きないびきをかく方、アレルギー性鼻炎や蓄膿症などで鼻づまりがひどい方、扁桃腺が腫れやすい方などは、耳鼻咽喉科での受診が推奨されます。

内視鏡などを用いて気道の構造的な問題を直接確認し、鼻や喉の疾患が原因であれば、その治療を優先します。

場合によっては、気道を広げるための外科的手術が選択肢となることもあります(参考:藤田医科大学 4)。

睡眠の専門家が診る「睡眠外来(睡眠センター)」

睡眠外来や睡眠センターは、睡眠時無呼吸症候群だけでなく、不眠症や過眠症、むずむず脚症候群など、睡眠障害全般の診断と治療を専門に行う医療機関です。

睡眠の質が低下している原因が複数絡み合っている場合や、「いびきはないけれど、とにかく眠りが浅くて疲れがとれない」といった場合に適しています。

複数の診療科の専門医が連携して診療にあたっている施設も多く、包括的で専門的な検査や多角的な治療の選択肢を提案してもらえるのが大きな強みです(参考:日本大学医学部附属板橋病院 5)。

軽症やマウスピース治療を検討するなら「歯科・口腔外科」

歯科や口腔外科も、睡眠時無呼吸症候群の治療において重要な役割を担います。

特に、軽度から中等度の睡眠時無呼吸症候群の方や、CPAP治療が体に合わなかった方に対して行われる「マウスピース(口腔内装置:OA)療法」は、歯科医院で作製します。

下顎を少し前に出した状態で固定する専用のマウスピースを装着することで、睡眠中の気道を確保します。

受診時の注意点

ただし、適切な治療方針を決定するため、マウスピース治療を保険適用で行うには、事前に医科(呼吸器内科や耳鼻咽喉科など)での確定診断と紹介状が必要になることが一般的です(参考:日本呼吸器学会 1)。

その他の診療科(内科、神経内科、精神科、小児科など)

上記以外にも、状況に応じて受診を検討すべき診療科があります(参考:日本呼吸器学会 1)。

  • 一般内科: どこに行けばよいか全く見当がつかない場合、まずは身近なかかりつけの内科医に相談し、適切な専門科を紹介してもらうのも良い方法です。
  • 神経内科: 脳や神経の病気が原因で起こる中枢型睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合に受診します。
  • 精神科・心療内科: 睡眠不足からくる気分の落ち込み、うつ症状、強い不安感などが前面に出ている場合にサポートを受けられます。
  • 小児科: 子どもがいびきをかいたり、睡眠中に呼吸が止まったりしている場合は、アデノイドや扁桃肥大が原因であることが多いため、まずは小児科または小児耳鼻咽喉科に相談しましょう(参考:藤田医科大学 4)。

あなたに最適な受診科を選ぶための判断基準

複数の選択肢がある中で、自分に最も適した診療科を選ぶための具体的な基準をご紹介します。

【フローチャート】症状から最適な診療科を見つけよう

ご自身の症状に合わせて、以下のフローチャートを参考に受診先を検討してみてください。

あなたの現在の主な症状や状況はどれに当てはまりますか?
大きないびきをかき、睡眠中に呼吸が止まっていると指摘された。日中の眠気もある。

「呼吸器内科」または「睡眠外来」がおすすめです。睡眠状態の総合的な評価と、CPAPなどの標準治療がスムーズに受けられます。

いびきだけでなく、鼻づまりがひどい、または扁桃腺が腫れやすいなどの自覚症状がある。

「耳鼻咽喉科」が適しています。鼻や喉の構造的な問題を解決することで、無呼吸が改善する可能性があります。

睡眠時無呼吸症候群の症状に加えて、高血圧や不整脈などの指摘を受けている、または心臓の病気で通院している。

「循環器内科」に相談しましょう。心臓への負担を考慮した総合的な治療方針を立ててもらう必要があります。

睡眠時無呼吸症候群の診断をすでに受けており、軽症と言われた。またはCPAPが合わず、マウスピースでの治療を希望している。

医科からの紹介状を持参の上、「歯科・口腔外科」を受診してください。

まずはかかりつけ医に相談するのも一つの手

「自分に当てはまる症状が複数あって迷ってしまう」「いきなり専門外来に行くのはハードルが高い」と感じる場合は、普段から通い慣れている内科などの「かかりつけ医」に相談するのも賢明な選択です。

日頃の健康状態を把握している医師であれば、症状を客観的に判断し、必要に応じて適切な専門医療機関へ紹介状を書いてくれます。

複数の診療科が連携している病院を選ぶメリット

睡眠時無呼吸症候群は、呼吸器、循環器、耳鼻咽喉、歯科など、多岐にわたる領域が関わる疾患です。

そのため、総合病院や大学病院のように、複数の診療科が連携して治療にあたれる医療機関を選ぶことには大きなメリットがあります。

例えば、耳鼻咽喉科で鼻の通りを良くする治療をした後に、呼吸器内科でCPAP治療を開始する、といったスムーズな連携が期待できます。

また、睡眠センターとして各科の専門家がチームで診療を行っている施設は、より質の高い医療を受けられる可能性が高いと言えます(参考:藤田医科大学 4)。

睡眠時無呼吸症候群の検査と治療の流れ

病院を受診した際、どのような流れで検査や治療が進んでいくのかを事前に知っておくことで、不安を和らげることができます(参考:日本呼吸器学会 1)。

初診から診断までのステップ

  1. 問診: 受診すると、まずは詳しい問診が行われます。いびきの頻度、日中の眠気の程度、起床時の状態、既往歴などを医師に伝えます。睡眠状態を把握するための質問票(エプワース眠気尺度など)に回答することもあります。
  2. 簡易検査: 問診の結果、睡眠時無呼吸症候群の疑いがある場合は、「簡易検査」が行われます。これは、自宅に持ち帰ることができる小型の検査機器を使用し、睡眠中の呼吸状態や血液中の酸素濃度などを測定するものです。普段と同じ環境で検査ができるため、負担が少ないのが特徴です。
  3. PSG検査: 簡易検査の結果、さらに詳しい検査が必要と判断された場合、または重症度が判定しきれない場合は、「終夜睡眠ポリソムノグラフィー(PSG)検査」という精密検査が行われます。PSG検査は、医療機関に一泊入院して行われることが一般的です。脳波、眼球の動き、心電図、筋肉の動き、呼吸状態などを総合的に測定し、睡眠の質と無呼吸の重症度を正確に診断します。

主な治療法とその選択肢

POINT
  • CPAP(シーパップ)療法:中等症から重症の閉塞型睡眠時無呼吸症候群に対する最も標準的で効果的な治療法です。鼻に装着したマスクから空気を送り込み、気道に圧力をかけることで、睡眠中の気道の閉塞を防ぎます。治療を継続することで、いびきや無呼吸が解消され、日中の眠気や合併症のリスク低減が期待できます(参考:日本大学医学部附属板橋病院 5)。
  • マウスピース(口腔内装置)療法:軽度から中等症の方、あるいはCPAP治療が困難な方に適用されます。下顎を前方に引き出した状態で固定する専用のマウスピースを就寝時に装着し、気道を広げます。持ち運びが容易で、出張や旅行が多い方にも適しています。
  • 外科的治療:アデノイドや扁桃の肥大が原因で気道が狭くなっている場合など、耳鼻咽喉科的な要因が明確なケースでは、手術によって原因を取り除く治療が検討されることがあります(参考:藤田医科大学 4)。
  • 生活習慣の改善:肥満は気道を狭くする大きな要因となるため、減量や適度な運動はすべての患者さんに推奨される基本的な治療です。また、就寝前のアルコール摂取や喫煙は筋肉を弛緩させ、いびきや無呼吸を悪化させるため、これらの習慣を見直すことも重要です。睡眠姿勢の工夫(横向きで寝るなど)が有効な場合もあります。

治験を試すのも一つの方法

病院で直接治療を受ける以外に、治験に参加するというのもひとつの手段です。

日本では睡眠時無呼吸症候群でお困りの方に向け治験が行われています。

治験ジャパンでも治験協力者を募集しています。例えば過去には東京や神奈川、大阪などの施設で行われた試験もありました。

※治験にご参加いただくメリットとして挙げられるのは、主に下記3点です。

  • 最新の治療をいち早く受けられることがある
  • 専門医によるサポート、アドバイスが受けられる
  • 治療費や通院交通費などの負担を軽減する目的で負担軽減費が受け取れる

ご自身の健康に向き合うという意味でも、治験という選択肢を検討してみるのも良いでしょう。実施される試験は全て、安全に配慮された状況下で行われます。

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病院選びのポイントと費用について

長く付き合っていく可能性のある疾患だからこそ、納得のいく病院選びが欠かせません。

受診先を決める際の具体的なポイントと、気になる費用について解説します。

睡眠時無呼吸症候群の診療実績が豊富な病院を選ぶ

病院のホームページなどを確認し、睡眠時無呼吸症候群の検査や治療(特にCPAP治療)の件数が多い医療機関を選ぶと安心です。

実績が豊富な病院は、様々な症例に対応してきた経験があり、個々の患者さんに合わせた細やかな治療機器の調整や、継続のためのサポート体制が整っている傾向があります。

検査・治療設備が充実しているか

正確な診断を下すためには、適切な検査設備が必要です。

自宅で行う簡易検査機器の貸し出しをスムーズに行っているか、また、精密検査であるPSG検査を入院設備付きで実施できる環境があるかどうかを確認しましょう。

自院でPSG検査ができない場合でも、提携する検査施設へスムーズに紹介してくれる体制があれば問題ありません。

複数科連携や専門外来の有無

前述の通り、睡眠時無呼吸症候群は多角的なアプローチが必要になることがあります。

「睡眠外来」や「睡眠センター」といった専門の窓口を設けている病院や、呼吸器内科、循環器内科、耳鼻咽喉科などが連携してチーム医療を行っている総合病院は、合併症のリスク管理も含めた質の高い医療が期待できます。

睡眠時無呼吸症候群の検査・治療にかかる費用(保険適用について)

睡眠時無呼吸症候群の検査や治療は、医師の診断によって一定の基準を満たせば健康保険が適用されます(参考:日本大学医学部附属板橋病院 5)。

初診料や簡易検査、PSG検査、CPAP治療(月1回の定期受診と機器のレンタル代)、マウスピース作製などにかかる具体的な費用は、医療機関や保険点数の改定によって異なるため、事前に医療機関の窓口等で確認することをおすすめします。

CPAP治療の費用負担について

CPAP治療は機器をレンタルして継続するため、毎月の受診と費用負担が発生します。

治療を続ける上での経済的な負担についても、あらかじめ理解しておくことが大切です。

睡眠時無呼吸症候群に関するよくある疑問

睡眠時無呼吸症候群の受診に関して、多くの方が抱く疑問についてお答えします。

Q1: 睡眠時無呼吸症候群の検査は痛いですか?

検査に伴う痛みは基本的にありません。

簡易検査もPSG検査も、体にセンサーを取り付けて睡眠中のデータを記録するだけです。

PSG検査の場合は、頭や顔、体に複数のセンサーをテープで固定するため、多少の煩わしさや違和感を感じることはありますが、針を刺すような痛みのある検査ではありませんのでご安心ください(参考:日本呼吸器学会 1)。

Q2: CPAP治療は一生続けなければいけませんか?

CPAPはあくまで「症状を抑える対症療法」であり、病気そのものを根本から治すものではありません。

そのため、基本的には長期間継続する必要があります。

ただし、肥満が原因で無呼吸になっている方の場合は、減量によって適正体重に戻すことで気道が広がり、CPAP治療が不要になるケースもあります(参考:日本呼吸器学会 1)(参考:藤田医科大学 4)。

自己判断で中止せず、医師と相談しながら治療を進めることが重要です。

Q3: 病院に行くほどではないかもしれない…どこに相談すればいいですか?

「いびきはかくけれど、日中の眠気はない」「たまに呼吸が止まっていると言われる程度」といった場合でも、水面下で体に負担がかかっている可能性があります。

迷ったときは、まずはお近くの一般内科やかかりつけ医に相談してみてください。

最近では、スマートフォンでいびきの音を録音・分析できるアプリなどもあるため、ご自身の睡眠状態を客観的に把握する一つの目安として活用し、その結果を持って医師に相談するのも良いでしょう。

Q4: 子どもがいびきをかいていますが、何科を受診すべきですか?

子どものいびきや睡眠中の無呼吸は、アデノイド(鼻の奥のリンパ組織)や口蓋扁桃(喉の奥の扁桃腺)が通常よりも大きく腫れていることが原因で起こるケースが非常に多いです。

放置すると成長や発達に悪影響を及ぼす可能性があるため、早めに「小児科」または「耳鼻咽喉科(小児耳鼻咽喉科)」を受診して、喉の構造を確認してもらうことをお勧めします(参考:藤田医科大学 4)。

まとめ

「睡眠時無呼吸症候群かもしれない」と思ったとき、何科を受診すべきかは、ご自身の症状や背景にある原因によって異なります。

  • まずは標準的な検査と治療を受けたい場合は「呼吸器内科」
  • 高血圧などの合併症が心配な場合は「循環器内科」
  • 鼻づまりや喉の構造に問題がある場合は「耳鼻咽喉科」
  • 睡眠の質を総合的に診てもらいたい場合は「睡眠外来」

ご自身の症状を整理し、この記事のフローチャートなどを参考に最適な診療科を選んでみてください。

迷った場合は、かかりつけの内科医に相談するのも確実な方法です。

早期受診の重要性

睡眠時無呼吸症候群は、放置すると命に関わる合併症を引き起こす恐れがある一方で、適切な治療を受ければ日中のパフォーマンスや生活の質を劇的に改善できる疾患です。

いびきや日中の眠気を「ただの疲れ」と自己判断せず、少しでも不安があれば、ぜひ早めに医療機関を受診してください。