「一晩ぐっすり寝たはずなのに、目の奥がズキズキする」「夕方になると画面がぼやけて頭痛がしてくる」

このような症状にお悩みではありませんか?

現代人の多くが抱える目の悩みですが、それが単なる「疲れ」なのか、治療が必要な「病気」なのかによって、対処法は大きく異なります。

結論から申し上げますと、一時的な疲れ目であれば休息によって回復しますが、慢性的な「眼精疲労」の状態になっている場合、原因を取り除かなければ自然に治ることは困難です(参考:日本眼科学会 1)。

この記事では、眼精疲労と疲れ目の違い、そして辛い症状を和らげるための具体的な対処法について解説します。自分の症状がどの段階にあるのかを確認し、適切なケアを始めましょう。

眼精疲労でお困りの方へ

治験という方法で負担軽減費を受け取りながら、より良い治療の選択肢を見つける方が増えています。

※負担軽減費とは:治験協力者が負担する交通費や時間的拘束などがあるためお金が支給されます。

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眼精疲労が治るまでの期間はどれくらい?

「いつになったらこの痛みから解放されるのか」は、最も気になるところでしょう。しかし、眼精疲労の回復期間は、症状の重さと、その原因に対処できているかどうかで大きく変わります。

軽度の場合は適切な休息で改善へ

目が重い、少し霞むといった症状が出始めたばかりの段階であれば、適切な休息を取ることで改善が期待できます。

週末にスマートフォンやパソコンから離れて目を休めたり、十分な睡眠をとったりすることで、元の調子に戻ることもあるでしょう。この段階でしっかりとケアを行い、「疲れ」を蓄積させないことが重要です。

重度・慢性化している場合は自然治癒しないことも

一方で、休息を取っても症状が改善しない、あるいは頭痛や吐き気などの全身症状を伴う場合は、すでに重度の眼精疲労となっている可能性があります。

この場合、単に目を休めるだけでは不十分です。「合わない眼鏡を使い続けている」「長時間労働の環境が変わらない」といった根本的な原因が解決されない限り、症状は長期化する恐れがあります(参考:日本眼科学会 1)。

放置すれば、体調不良など目以外の健康問題に発展するリスクもあるため、積極的な対策が必要です。

あなたはどっち?「疲れ目」と「眼精疲労」の決定的な違い

医学的には、「疲れ目(眼疲労)」と「眼精疲労」は区別されています。この違いを理解することが、対策を見極める第一歩です。

休息して回復するのが「疲れ目」

「疲れ目(眼疲労)」とは、目を使いすぎたことによる一時的な生理的疲労です。

例えば、激しい運動をした後に筋肉痛になっても、数日休めば治るのと同じです。一晩ぐっすり眠って、翌朝には目の痛みやカスミが消えているのであれば、それは「疲れ目」と考えられます。

休息しても回復しないのが「眼精疲労」

「眼精疲労」は、休憩や睡眠をとっても目や体の症状が十分に回復しない状態を指します(参考:日本眼科学会 1)。

最大の特徴は、目の症状だけでなく、全身に不調が現れることです。

  • 目の奥が痛い、疼く
  • まぶたがピクピク痙攣する
  • ひどい肩こりや首こりがある
  • 頭痛、めまい、吐き気がする
  • イライラや不安感が増した

これらの症状が継続的に続いている場合は、単なる疲れ目ではなく、治療や環境改善が必要な眼精疲労である可能性が高いと言えます。

寝ても治らない!眼精疲労を引き起こす主な4つの原因

なぜ、寝ても治らないのでしょうか。それは、目に負担をかけ続ける「原因」が日常生活の中に潜んでいるからです。

VDT作業(スマホ・PC)による目の酷使

多くの原因として挙げられるのが、パソコンやスマートフォンなどのディスプレイを長時間見続けるVDT(Visual Display Terminals)作業です。

近くを見続けると、目のピントを合わせる筋肉が常に緊張状態になります。また、画面に集中することで瞬きの回数が減り、目が乾燥することも疲労を加速させます(参考:厚生労働省 2)。

眼鏡やコンタクトレンズの度が合っていない

「よく見える眼鏡」が、必ずしも「目に優しい眼鏡」とは限りません。

度が強すぎる眼鏡(過矯正)をかけて近くの作業をすると、目はピントを合わせようとして過剰な力を使います。また、老眼が始まっているのに無理をして裸眼や遠く用の眼鏡で過ごすことも、眼精疲労の原因となり得ます(参考:日本眼科学会 1)。

ドライアイなどの目の疾患

ドライアイで目の表面が乾くと、表面が凸凹になり、光が正しく入ってこなくなります。その結果、脳が鮮明な像を結ぼうとして目に指令を出し続け、疲労が蓄積します。白内障や緑内障などの病気が隠れていることもあります。

精神的なストレスと自律神経の乱れ

目は自律神経の影響を受ける器官でもあります。過度なストレスがかかると自律神経のバランスが崩れ、涙の量が減ったり、目の血流が悪くなったりすることがあります。

今すぐ楽になりたい!眼精疲労のセルフケアと治し方

眼精疲労を解消するには、根本原因の解決と並行して、日々のケアで疲労をリセットしていくことが大切です。

目元を温めて血流を改善する(ホットアイマスク)

目の周りの筋肉が凝り固まっている場合、温めることが効果的である場合があります。蒸しタオルや市販のホットアイマスクで目元を温めると、リラックス効果が得られます。

注意点

※ただし、目が充血している場合や炎症がある場合は、温めると逆効果になることがあります。

「20-20-20ルール」を取り入れる

アメリカ検眼協会(AOA)などが推奨する、目の休憩ルールです。

20-20-20ルール

「20分おきに、20フィート(約6メートル)先を、20秒間見る」

近くに固定されていたピントを遠くに合わせることで、緊張を緩めることを目的としています(参考:American Optometric Association 3)。窓の外の景色を見るなど、意識的に遠くを見る習慣をつけましょう。

ピント調節機能を助ける目薬の活用

市販の目薬を選ぶ際は、一般的に以下のような成分が配合されているものが販売されています。自身の症状に合わせて薬剤師に相談することをおすすめします。

  • ビタミンB12(シアノコバラミン): 神経の働きに関与する成分。
  • ネオスチグミンメチル硫酸塩: ピント調節機能に関与する成分。
  • コンドロイチン硫酸エステルナトリウム: 角膜の保護に関与する成分。

ツボ押しとマッサージ

目の周りには、リフレッシュに良いとされるツボがあります。

  • 攅竹(さんちく): 眉頭の少し下のくぼみ
  • 太陽(たいよう): こめかみの少し目尻寄りのくぼみ

これらを、気持ちいいと感じる強さで優しく押してください。眼球そのものを強く押すことは避けてください。

眼精疲労を悪化させないための予防習慣

一度良くなっても、生活習慣が変わらなければ再発します。

  • デバイスの使用環境を見直す: 画面の明るさを部屋の明るさに合わせる(明るすぎも暗すぎもNG)。目と画面の距離を保つ。ディスプレイの位置を少し見下ろす高さに調整する(目が乾きにくくなります)(参考:厚生労働省 2)。
  • 定期的に眼科で視力をチェックする: 視力は年齢や環境によって変化します。数年前に作った眼鏡やコンタクトレンズが、今の自分に合っていないことは珍しくありません。定期的に眼科で検診を受け、用途(仕事用、運転用など)に合わせた度数のレンズを使うことが、予防につながります(参考:日本眼科学会 1)。

治験を試すのも一つの方法

病院で直接治療を受ける以外に、治験に参加するというのもひとつの手段です。日本では眼精疲労でお困りの方に向け治験が行われています。

治験ジャパンでも治験協力者を募集しています。例えば過去には東京や神奈川、大阪などの施設で行われた試験もありました。

治験にご参加いただくメリットとして挙げられるのは、主に下記3点です。

  • 最新の治療をいち早く受けられることがある
  • 専門医によるサポート、アドバイスが受けられる
  • 治療費や通院交通費などの負担を軽減する目的で負担軽減費が受け取れる

ご自身の健康に向き合うという意味でも、治験という選択肢を検討してみるのも良いでしょう。実施される試験は全て、安全に配慮された状況下で行われます。

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病院へ行くべき目安と治療内容

セルフケアで改善が見られない場合、我慢せずに眼科を受診してください。

こんな症状があったら眼科へ

  • 目の痛みが激しい
  • 視力が急激に低下した
  • 視野の一部が欠けて見える
  • 頭痛や吐き気がひどく、日常生活に支障が出ている

これらは単なる眼精疲労ではなく、緑内障や網膜剥離、あるいは脳の病気のサインである可能性もあります。自己判断は禁物です。

眼科で行われる主な治療

眼科では、視力検査や眼圧検査などで病気がないかを確認した上で、適切な治療が行われます。

  • 点眼薬の処方: 症状に合わせた点眼薬など。
  • ワック(両眼視簡易検査器): 機器によるトレーニング。
  • 眼鏡・コンタクトの調整: 使用環境に合わせた適切な度数の処方。

まとめ:眼精疲労は「目のSOS」。早めの対策で慢性化を防ごう

眼精疲労は、体が発しているサインです。

「たかが目の疲れ」と放置していると、症状は全身に広がり、長引いてしまうこともあります。

  • 疲れ目は休息で回復に向かうが、眼精疲労は休息だけでは回復しにくい。
  • 軽度なら改善が期待できるが、原因(環境)への対処が不可欠。
  • 温めや20-20-20ルールなどで、こまめに目をリセットする。
  • 改善しない場合は、眼鏡の度数調整や眼科受診を検討する。

大切な目を守るために、今日からできるケアを一つずつ始めていきましょう。早期の対策が、辛い症状からの回復につながります。