治験がものすごく効率的である理由

2020年5月8日

高額な報酬に魅力を感じ、治験に応募される方はたくさんいらっしゃると思います。

相場は大体、通院1回あたり10,000円、入院1泊あたり20,000円といったところ。

これだけでも魅力に映りますが、実は隠れたメリットが治験には多く含まれています。

今回は目に見える報奨「以外」にも数多く存在する、隠れた治験の魅力やメリットについて紹介したいと思います。

投薬を伴う治験では、本試験が開始される前に必ず健康診断が実施されます。

無料で」健康診断を受けることができるわけですが、本来検診はお金を払って受けるもの。

毎年会社の経費で健康診断を受けている人も多いと思いますが、それを無料で受けられるってよく考えてみるとスゴいと思いませんか?

しかも、健康診断に参加することでほとんどの場合、交通費がもらえてしまいます!

普通はお金を払って受ける健康診断に参加することで、逆にお金がもらえてしまう…

このメリットは、非常に大きいといえるでしょう。

交通費の相場は3,000円~5,000円

医療機関へ行って帰ってくるくらいの費用であれば、十分回収できるでしょう。

健康診断については、参加者の誰もが受けられます。

健康診断の先にある「本試験」については、健康診断に合格した人しか進むことはできませんが、健康診断は全員参加が必須です。

そのため、仮に健康診断に落ちてしまい本試験に参加できなくなってしまっても、それで自分の健康をチェックできて交通費までもらえるのなら、受けた方が断然お得です。

ご自身の健康をチェックするつもりで、あわよくば本試験に参加できたら…

という軽い気持ちで受けてみるのも、いいかもしれません。

メリットは、まだまだあります。

見事、健康診断に合格され本試験に進む場合、

入院期間中の食費や光熱費は、全て医療機関が負担してくれます。

筆者も長いこと一人暮らしを続けていますが、食費と光熱費って結構バカにならないですよね。

特に食費は東京に住んでいたりすると、ランチだけで1,000円前後はかかってしまうのが普通です。

しかし、治験で医療機関へ入院すれば、病院食が毎日無料で3食提供されます。

食費を抑制するために、1日2食とか1食で済ませる方も多いと思いますが、無料で3食提供されるのは非常に大きなメリットであるといえるでしょう。

治験の参加に際してどうしても謝礼金の額だけに目がいきがちですが、食費や光熱費といった経費の削減も含めれば、提示されている謝礼金以上の金額を受け取れることになります。

そうした経費削減という視点で考えると、入院日数の長い治験に参加する方が、メリットを多く享受できます。

治験には入院タイプと通院タイプがありますが、食費や光熱費といった経費削減の恩恵を活かすなら、入院タイプの試験に参加する方が得策です。

入院日数も1泊から20泊を超えるものまで様々ですが、効率性を重視するなら入院日数の長い試験の方がオススメです。

ただし、入院期間中は医療機関から一切外出は許されず軟禁状態に置かれるので、少なからず精神的な負荷もかかります。

治験に慣れている方であれば問題ないと思いますが、初めて参加される方は1泊~2泊の治験から始めた方が無難であると思います。

いすれにせよ「経費削減」のメリットを十分に活かした上で、治験に参加したいですね。

お読みいただき、ありがとうございました。