治験バイトの気になるところを徹底解説!これであなたも治験マスター

2019年9月19日

高収入のバイトというと、治験が思いつく人は少なくないでしょう。実際、治験バイトは高収入です。ですが、治験バイトの魅力は収入だけではありません。治験は新薬やサプリメント、化粧品の開発のために行われるものです。そのため、治験に参加することは、薬を待つ多くの人々のために役に立つバイトだといえます。このページでは、治験バイトについて、メリット・デメリットや治験の流れ、実際の体験談などもご紹介しています。

・治験バイトとは?

治験バイトは、有償ボランティアの一種です。新薬やサプリメント、化粧品の開発において、その効果や副作用といったものが人間にどのように及ぶのかを確認します。ここで効果がしっかりと認められれば、厚生労働省より認可され、世の人々の手に届けられます。

新薬が薬として正式に認められるまでに、10〜18年もの月日がかかります。そのなかで、効果を試す臨床試験である治験は、3回行われます。人間の被験者(モニター)に効果を試すのは、その最終段階です。そのため、厳しい条件のもとでモニターも選ばれます。

絶対に安全とまではいえませんが、常に被験者の健康状態を最優先して行われるため、思いも寄らないようなリスクは最低限だと考えられています。ですが、人間の体を使った臨床試験には変わりないため、得られる収入はほかのバイトと比べられないほど高額です。

・治験バイトの仕事内容を紹介

治験バイトには、通院するものと入院するもので2つのタイプがあります。通院と入院どちらの場合でも、ほとんどの治験で採血します。通院する場合は、入院するものと比較して自由な時間が多いのが特徴です。行われる治験にもよりますが、ものによっては1週間に1回通院する場合や、日帰りで済むこともあります。

一方で入院する治験の場合、数日から1ヶ月程度の入院が必要です。そのうえで、きちんとした時間管理のもとで生活しなければなりません。新薬の効果を証明するために、食事はもちろんのこと、起床や就寝の時間まで徹底されています。また、定期的に効果がどう現れているか検査を行います。そのほかの時間は自由に過ごせますが、飲酒や喫煙、外出も不可、スマートフォンも使えません。

・治験バイトのメリット・デメリット

治験バイトには、拘束時間に対して大きな収入がある、といったメリットやデメリットがあります。それぞれ順番に解説していきます。

・・治験バイトのメリット

ほかのバイトと比較すると、驚きの高収入である点が、大きなメリットとして見られがちです。もちろん大きなメリットであることに変わりはありませんが、治験にはほかにもメリットあります。治験を行う前に、事前検診を受けたうえで被験者になれるかどうか判断します。この事前検診は、一般的に行われる検診よりも、より詳しく行われます。つまり、通常よりも安く、あるいは無料で制度の高い健康診断を受けられるということです。

通院する治験の場合は、拘束時間や厳しい制限といったものも少ないです。当然、入院する治験のほうが給料は高いですが、それでも一般的なバイトと比べれば高収入です。

一方で入院する治験の場合、しっかりと栄養が管理された食事が3食出るほか、健康的なタイムスケジュールのもとで生活できます。そのため、規則正しい生活が身につくでしょう。

また、治験を受ける前は余裕でも、いざ受け始めてやめたくなることもあるかもしれません。治験バイトは、どんな理由であっても途中で辞められるので、必要以上の不安を抱えずに受けられます。

・・治験バイトのデメリット

高収入である反面、相応のデメリットが存在します。治験には、ものによって限度はありますが一定の制限が課せられます。日常とはやや離れた管理下のもとでの生活は、人によっては大きなストレスとなるでしょう。酒や煙草は当然ダメですし、携帯は多くの場合で使用可能時間が設けられています。

入院する治験はもちろんのこと、日帰りの場合でもしっかりとした健康状態が問われます。徹底した管理のもとで、安全第一で行われますが、想定していなかった副作用が出る可能性も完全には否定できません。

また、その治験によって異なりますが、新薬の開発の場合ほぼ毎日採血を行われます。平気な人にとっては大した問題ではありませんが、苦手な人にとっては大きなデメリットです。実際には副作用よりも、採血の回数が問題となるケースのほうが多くあります。

・治験バイトの給料(謝礼金)の目安

治験バイトの給料は、ほかの一般的なバイトよりも非常に高収入です。治験バイトは、実際のところ有償バイトのひとつであるため、正しくは給料ではなく報酬(謝礼金)にあたります。そのため、税金もかかりません。

通院するタイプの治験は、1回あたり7,000〜1万円程度が相場だとされています。一方で長い拘束時間が必要となる入院タイプの治験は、1日あたり1万〜3万円程度が相場です。これは一泊の値段なので、たとえば4泊5日だと、5万〜15万程度の謝礼金がもらえます。

治験バイトの謝礼金は、想定される副作用によって異なってきます。新薬の開発では、何度も安全性が確認されながら、最終的な臨床実験として治験が行われます。ですが、副作用がないという確証はないのです。吐き気や頭痛といった副作用が想定される場合、そのぶん謝礼金も高くなります。逆にいってしまえば、謝礼金がほかと比べて格段に高い治験バイトは、それだけリスクがともなうかもしれません。

ほかにも、入院するタイプであれば入院期間が長い、頻繁に採血を行う、といった場合でも謝礼金が高くなる傾向にあります。

・治験バイトの勤務(拘束)時間の目安

参加する治験によって、勤務時間はさまざまです。通院するタイプのものであれば、定期的に病院に通う必要があるものもあれば、1日数時間で完了しまうものまであります。場合によっては、在宅で可能な治験まで存在します。在宅で行う場合は、新たに開発したサプリメントや化粧品といったものを自宅まで送ってもらって使用します。

入院するタイプの場合は、数日〜1ヶ月程度の間、外出も禁止されるため、病院にいなければなりません。入院期間中は酒や煙草が禁止であったり、スマフォが制限されていたり、といったことがありますが、そのほかは基本的に自由です。自由な時間を有効に活用して読書や勉強に励めるのも、治験ならではといえるでしょう。

・治験バイトに登録から謝礼金受け取りまでの流れ

治験バイトは、一般的なバイトと探し方も異なってきます。実際に登録して謝礼金を受け取るまでの流れは、以下の5ステップです。

*1,治験バイトのモニターに応募

*2,治験バイトの説明会に参加

*3,事前検診を受ける

*4,実際に治験を受ける

*5,完了したら謝礼金を受け取る

治験バイトに巡り合うためには、モニターサイトに登録する必要があります。登録したサイトを用いて募集を探していきますが、サイトによって紹介されている治験も異なってきます。そのため、複数のサイトを登録しておくことで、理想となる治験を見つけられる可能性も高いです。

見つけられたら応募し、説明会に参加します。そのあと、事前検診を受けて健康状態を確認できたら、実際に治験がはじまります。治験が終われば、謝礼金を受け取ります。謝礼金は、即日手渡しであったり、後日の振り込みであったりと、その治験によって異なりますのであらかじめ確認しておきましょう。

・体験談①:入院するタイプの治験にはじめて参加しました

これまで、通院するタイプの治験は何度か参加してきました。ですが、入院するタイプははじめてでした。入院するタイプの場合、自分だけでなくほかの人たちとも同じ施設で顔を合わせるため、人見知りのわたしは不安でした。ほかにも、空いた時間をどう過ごせばいいのかなど、不安にさせる理由はいくつもありました。

しかし、実際に参加してみると、このような不安が不要だったと気づきました。個人のプライバシーはしっかりと保たれていましたし、朝昼晩の食事や入浴、就寝、そして検査といった感じであっという間に過ぎていきました。新薬の開発ということで、多くの見知らぬ人たちのために、自分が役に立てていると思うと嬉しいです。

普段受けている検診よりも、より詳細に自分の体調を知れたので、そこも助かりました。

・体験談②:在宅でもできる治験に参加してみました

主な治験の内容は、心拍センサーを装着して3日間普段と変わらない生活を行い、睡眠時間を記録するというものでした。病院に通ったのは、最初の1回のみで2時間程度です。精神科医の問診と簡易的な心理検査を行ったあと、心拍センサーを取り付けて動作確認をして家に帰りました。

心拍センサーはとても小さくて軽いもので、簡単に粘着テープで装着できます。入浴時だけ取り外しできますが、邪魔に感じることはほとんどありませんでした。3日後、睡眠時間を記録した用紙と心拍センサーを輸送して完了です。

治験バイトを行うなかで、世の中のためになることをしていると感じられてやりがいがありました。また、ほかのバイトと違い、自分とはまったく異なる世界で働いている人たちの話が聞けたのも感慨深いです。

これまではあまり深く考えてきませんでしたが、自分の健康についての意識も高まったということも、治験バイトならではと感じました。このことをきっかけに健康についてより詳しく調べ、自分の身の回りの人たちとも健康について話し合うようになりました。このように変われたのも、治験のおかげだと思います。

【まとめ】

・治験バイトに参加することは自分を含め多くの人々のためになる

治験バイトの魅力は、高収入であるだけには限りません。治験そのものの目的は、新薬やサプリメント、化粧品の開発です。こんなにも見えない大勢の人々に貢献できるバイトはないでしょう。入院するタイプの治験の場合は長い拘束時間が発生しますが、日常から離れてやりたかったことに没頭できると考えればとても有意義だといえます。

治験バイトは、学生や主婦といった時間に多少の融通が効く人に向いています。収入だけに固執するのではなく、薬を待つ多くの人々、そして自分のためにも治験バイトへの応募を検討してみてください。